スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

兄誕

森永くんのお誕生日に続き、またしてもギリギリです。
すみません兄さん、ホントすみません。

ブログ更新自体、2週間近く放置プレイです‥(T_T)
よりによって兄さんのお誕生日というめでたい日に、レポート提出とテストが重なるという現実に打ちのめされてました(笑)
なんとか乗り越えた‥!
(出来栄えについてはノーコメントですw)

だがしかし‥普段まともに使ってない脳みそをフル活用していたおかげで、思考回路はショート寸前なのです。←古いよ

でも、森永くんのお誕生日には書いたのに兄さんのお誕生日には書かないなんて出来ない!
どっちも大好きなんですもの。

というわけで、完璧俺得の自己満SSをせっせと書いてみました。
相変わらずのクオリティですが、お付き合い頂ける方は続きをどうぞ(^^)





















8月1日、23時59分。



『先輩っ!ほら早く!座って下さい!』

『うっさいな!わかったよ!』

眉間に皺を寄せている先輩をソファーに座らせ、急いで冷蔵庫から取ってきたビールを手渡す。

『はい、ビール持って!まだ飲まないでくださいね!?』

『ほんとウルサイ、お前‥』

げんなりした様子の先輩に『まぁまぁ』と軽く声をかけ、時計の秒針に目をやる。

55、56、57、58、59‥



『‥8月2日。先輩、誕生日おめでとうございます』

『‥おう』

少し照れくさそうに、『乾杯』と言ってビールを傾けてくる先輩。
あ、ヤバい、可愛い。

『‥なにニヤニヤしてんだよ』

『え?だって‥嬉しいなと思って』

『はぁ?この歳で誕生日なんて大して嬉しくねーよ』

『そうじゃなくてー‥こういう日に一緒にいられて、って事です!』

『‥‥‥あっそ』

バツが悪そうに先輩が目を逸らす。口調は素っ気ないけど、照れてるだけって解るからいいんです。

『‥‥別に‥』

ふいに聞こえた、小さな声。

『えっ?なんです?』

とっさに聞き返す。

『‥べっ‥別に‥特別な事でもねーだろ‥大体いつも‥一緒だし』

最後の方は、やっと聞き取れるくらいのボソボソ具合。
でも‥俺が聞き逃すわけないじゃないですか!!

『そっ‥そーですね!いつも‥一緒‥あはは』

『だからっ!ニヤニヤすんな!!』

『えぇ?やだなぁ、そんな照れなくても‥』

『‥包丁取ってきていいか』

『すみませんでした』


こんなやりとりでさえ、楽しくて嬉しい。
2人でお酒を飲みながらいろんな話をして、ただ隣にいれるだけで‥俺は‥


『先輩、ちょっと待ってて下さい』

『‥?』

そう言ってから部屋に向かい、準備してあったプレゼントを持ってきて先輩に手渡す。

『はいどうぞ。実はかなこちゃんと一緒に選んだんです。何をあげるかすごく悩んだんですけど‥』

『‥‥』

『‥先輩?』

『えっ あぁ‥悪い。ありがと』


あれ‥?どうしたんだろう。
なんか‥複雑そうな表情だ。


『あの‥そんな大層なものじゃないですけど‥先輩に似合いそうなシャツだったんで』

『‥別に‥いらねぇのに』

『え゛っ!?』


い‥いらない!?
予想外のジャブだ。うっ‥ダメージが‥


『せ‥先輩‥』

『気ィ使ってんのかよ‥』

『なにがです!?だって誕生日‥』

『俺がお前に誕生日プレゼントやったのは!その‥なんだ‥日頃の感謝というか‥お礼のようなものであって‥
だ‥だから別にお返しなんていらねーんだよ!』

‥あ、そういう事‥
ビックリした。あんたって人は‥


『ぷぷ‥』

『なんで笑う!?』

『あはは‥だって先輩、バレタインとかじゃないんですから‥お返しってわけじゃないですよ』

『‥‥!』

『そりゃ俺の誕生日の時プレゼントくれたのはすごく嬉しかったですけど。
これはそのお返しとか、気を使ってるとかじゃなくて。
ただ純粋に、先輩に喜んでもらいたくて‥誕生日おめでとうって気持ちを伝えたくて、選んだんです。
だから‥貰ってくれますか?』

『‥‥‥そりゃ、貰う‥けど』

『ありがとうございます。気に入ってくれるといいけど』

『‥でも!いいか?来年からは買うなよ!いらねーからな!大体プレゼント貰うような歳じゃねぇ!』

『はいはい、来年から‥ね』

『忘れんなよ!来年から!
でもまぁ今回は‥ありがとう』


ほんと、意地っ張りなんだから。
でも‥先輩、気付いてる?

“来年からは”って‥

それは来年も、そのあともずっと、側に居ていいってこと?

隣に‥居てくれるってことですか?

そんな何気ない一言で、俺がどれだけ幸せな気持ちになれるか‥知らないでしょう?


『‥森永?』

『‥なんですか‥?』

少し驚いたように目を見開いてから、ふ‥と、先輩がため息をつく。

『ニヤニヤしたり泣きそうな顔したり‥忙しい奴だな』

そう言って、俺の頭に手を置く。

その手の重みが切なくて、嬉しくて、幸せで‥

顔をあげられないまま、先輩の背中に腕を回しても拳は飛んで来なかった。


先輩、ありがとう。
そばに居てくれて、
俺を受け入れてくれて。


生まれてきてくれて、ありがとう。









Happy Happy Birthday‥☆














森永くんのお誕生日SSが兄さん視点だったので、今回は逆バージョンで。

若干しんみりしてしまいましたが‥いえ気のせいですw

改めまして、兄さんお誕生日おめでとう。
生まれてきてくれてありがとう。

読んでくださった方にも、感謝を込めて(^^)
スポンサーサイト

コメント

Secre

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

-

管理人の承認後に表示されます

-

管理人の承認後に表示されます
プロフィール

碧

Author:碧
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。