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兄誕

森永くんのお誕生日に続き、またしてもギリギリです。
すみません兄さん、ホントすみません。

ブログ更新自体、2週間近く放置プレイです‥(T_T)
よりによって兄さんのお誕生日というめでたい日に、レポート提出とテストが重なるという現実に打ちのめされてました(笑)
なんとか乗り越えた‥!
(出来栄えについてはノーコメントですw)

だがしかし‥普段まともに使ってない脳みそをフル活用していたおかげで、思考回路はショート寸前なのです。←古いよ

でも、森永くんのお誕生日には書いたのに兄さんのお誕生日には書かないなんて出来ない!
どっちも大好きなんですもの。

というわけで、完璧俺得の自己満SSをせっせと書いてみました。
相変わらずのクオリティですが、お付き合い頂ける方は続きをどうぞ(^^)





















8月1日、23時59分。



『先輩っ!ほら早く!座って下さい!』

『うっさいな!わかったよ!』

眉間に皺を寄せている先輩をソファーに座らせ、急いで冷蔵庫から取ってきたビールを手渡す。

『はい、ビール持って!まだ飲まないでくださいね!?』

『ほんとウルサイ、お前‥』

げんなりした様子の先輩に『まぁまぁ』と軽く声をかけ、時計の秒針に目をやる。

55、56、57、58、59‥



『‥8月2日。先輩、誕生日おめでとうございます』

『‥おう』

少し照れくさそうに、『乾杯』と言ってビールを傾けてくる先輩。
あ、ヤバい、可愛い。

『‥なにニヤニヤしてんだよ』

『え?だって‥嬉しいなと思って』

『はぁ?この歳で誕生日なんて大して嬉しくねーよ』

『そうじゃなくてー‥こういう日に一緒にいられて、って事です!』

『‥‥‥あっそ』

バツが悪そうに先輩が目を逸らす。口調は素っ気ないけど、照れてるだけって解るからいいんです。

『‥‥別に‥』

ふいに聞こえた、小さな声。

『えっ?なんです?』

とっさに聞き返す。

『‥べっ‥別に‥特別な事でもねーだろ‥大体いつも‥一緒だし』

最後の方は、やっと聞き取れるくらいのボソボソ具合。
でも‥俺が聞き逃すわけないじゃないですか!!

『そっ‥そーですね!いつも‥一緒‥あはは』

『だからっ!ニヤニヤすんな!!』

『えぇ?やだなぁ、そんな照れなくても‥』

『‥包丁取ってきていいか』

『すみませんでした』


こんなやりとりでさえ、楽しくて嬉しい。
2人でお酒を飲みながらいろんな話をして、ただ隣にいれるだけで‥俺は‥


『先輩、ちょっと待ってて下さい』

『‥?』

そう言ってから部屋に向かい、準備してあったプレゼントを持ってきて先輩に手渡す。

『はいどうぞ。実はかなこちゃんと一緒に選んだんです。何をあげるかすごく悩んだんですけど‥』

『‥‥』

『‥先輩?』

『えっ あぁ‥悪い。ありがと』


あれ‥?どうしたんだろう。
なんか‥複雑そうな表情だ。


『あの‥そんな大層なものじゃないですけど‥先輩に似合いそうなシャツだったんで』

『‥別に‥いらねぇのに』

『え゛っ!?』


い‥いらない!?
予想外のジャブだ。うっ‥ダメージが‥


『せ‥先輩‥』

『気ィ使ってんのかよ‥』

『なにがです!?だって誕生日‥』

『俺がお前に誕生日プレゼントやったのは!その‥なんだ‥日頃の感謝というか‥お礼のようなものであって‥
だ‥だから別にお返しなんていらねーんだよ!』

‥あ、そういう事‥
ビックリした。あんたって人は‥


『ぷぷ‥』

『なんで笑う!?』

『あはは‥だって先輩、バレタインとかじゃないんですから‥お返しってわけじゃないですよ』

『‥‥!』

『そりゃ俺の誕生日の時プレゼントくれたのはすごく嬉しかったですけど。
これはそのお返しとか、気を使ってるとかじゃなくて。
ただ純粋に、先輩に喜んでもらいたくて‥誕生日おめでとうって気持ちを伝えたくて、選んだんです。
だから‥貰ってくれますか?』

『‥‥‥そりゃ、貰う‥けど』

『ありがとうございます。気に入ってくれるといいけど』

『‥でも!いいか?来年からは買うなよ!いらねーからな!大体プレゼント貰うような歳じゃねぇ!』

『はいはい、来年から‥ね』

『忘れんなよ!来年から!
でもまぁ今回は‥ありがとう』


ほんと、意地っ張りなんだから。
でも‥先輩、気付いてる?

“来年からは”って‥

それは来年も、そのあともずっと、側に居ていいってこと?

隣に‥居てくれるってことですか?

そんな何気ない一言で、俺がどれだけ幸せな気持ちになれるか‥知らないでしょう?


『‥森永?』

『‥なんですか‥?』

少し驚いたように目を見開いてから、ふ‥と、先輩がため息をつく。

『ニヤニヤしたり泣きそうな顔したり‥忙しい奴だな』

そう言って、俺の頭に手を置く。

その手の重みが切なくて、嬉しくて、幸せで‥

顔をあげられないまま、先輩の背中に腕を回しても拳は飛んで来なかった。


先輩、ありがとう。
そばに居てくれて、
俺を受け入れてくれて。


生まれてきてくれて、ありがとう。









Happy Happy Birthday‥☆














森永くんのお誕生日SSが兄さん視点だったので、今回は逆バージョンで。

若干しんみりしてしまいましたが‥いえ気のせいですw

改めまして、兄さんお誕生日おめでとう。
生まれてきてくれてありがとう。

読んでくださった方にも、感謝を込めて(^^)
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Happy Birthday!

ギリギリ間に合った‥!

森永くん、お誕生日おめでとうございま〜すv(*´∀`*)


皆様お久しぶりでございます。
もう7月なんですね‥(遅!)
あれ?なんでこんなに忙しいのかな? あぁ、大学4年生だからですねw

最近いろいろ追いつめられてですね、
森永くんが修士に進むか悩んでたのと同じ時期だな〜
とか無駄に考えたり、

もうオレも就職しないで修士に進むか‥
とか危ない現実逃避をしたりと、
脳みそが大変な事態に陥っています。

え?わかってますよ、うちの大学で修士に進んでも兄さんは居ません☆

大丈夫です。ただの現実逃避ですから。まだ病院行く程じゃないですから(笑)

久しぶりに記事あげたと思えばドン引きの内容から始めてすみませんw

気を取り直して、森永くんハピバ〜v
いつまでも残念な可愛いあなたでいてくださいという願いを込めて、
残念なクオリティのSSを捧げます!(´∀`)b (いらないとか言っちゃらめ)

読んでやってもいーぞ、という心の広いお方はお進みくださいv

















『あ゛〜‥ 暑っ』

『先輩‥その台詞もう何回目ですか‥』

俺のぼやきに、キッチンから呆れたような声が聞こえる。

『うっさい!暑いもんは暑いんだ。俺のせいじゃない』

『そりゃ夏なんだから暑いですけど‥文句言ったって涼しくはなりませんよ〜』

‥お前は俺の母親か。
心の中で毒づいたが、もうめんどくさいので反論しないことにした。

窓は全開、うちわで扇いでも生温い風しか来ない。
マジで死ぬ‥

ソファに身を投げ出しグッタリしていると、何かを思い出したように森永が声をあげた。

『あ、そうだ!いいものがありますよ!』

いいもの‥?
つーかコイツなんでこんな元気なんだよ‥

冷蔵庫をガサガサ探る音が聞こえた後、森永がこっちに向かって歩いてくる。

『はい先輩、これ』

『‥ん?』

『アイスキャンディです。コンビニ行った時に買っといたの思い出して♪ ちょっとは涼しくなりますよ』

『なんだ甘いもんかよ‥。 ビールがいい、ビール』

『まぁまぁそう言わずに。どっちがいいですか?ソーダ味?コーラ味?』

さらっとかわすの上手くなってんな、コイツ‥

『‥どっちでもいい』

『はい、じゃあ先輩はソーダ味』

『‥‥ありがと』

まぁ、たまにはいいか。

森永からアイスキャンディを受け取り一口食べると、確かにいくらか暑さが紛れた気がした。

『おいしい?先輩』

‥何が楽しいんだか、ニコニコ笑いながらコーラ味のアイスキャンディ持ってるデカい男。
歳いくつだ、お前。

『‥普通。
つーか人のことジロジロ見てねーで自分の食べろよ。溶けんぞ』

『も〜‥そこは「おいしい」でいいでしょ。せっかく買って来たのに』

『あ〜おいしい!ありがと!いいから早く食え!』

『はいはい、食べますよ』

「しょうがないなぁ」とでも言うように笑って、森永が自分のアイスキャンディを食べ始める。
なんだその態度!森永のくせに!

くそっ 無視だ。
アイスキャンディに集中だ。

2人で適当にテレビを見ながらガリガリかじっていると、森永がチラッとこっちを見たのに気付いた。

『なんだよ?』

『‥先輩のソーダ味、美味しそうですね』

‥はぁ?
にっこり笑って何言ってんだ。

一瞬不信に思ったが、特に深く考えずに食べかけのアイスキャンディを森永の前に突き出した。

『ん』

『えっ!?』

‥?
何びっくりしてんだコイツ。
意味わからん。

『食べたいんじゃねーのか?』

『うぇっ!?あ、はい、いいんですか?』

『ソーダ味がいいなら最初で言えよ。俺どっちでもいいって言ったろ』

『え‥そうじゃなくて‥いや、なんでもないです。じゃ、あ〜ん‥』

『交換だ。そっちよこせ。コーラ味』

『‥あ、はい‥』

『こっちは自分で持てよ。なに俺に持たせてんだよ』

『先輩〜!今のは「あ〜ん」ってしてくれる流れじゃないんですかぁ‥』

『なんか言ったか?』

『うぅ‥もういいです‥。コーラ味どうぞ‥』

『ほんとにしょーもないな、お前の頭は』

そう毒づく俺の前で、森永は何か考え込むように手元のアイスキャンディをじっと見つめている。

俺が交換してやった、ソーダ味だ。

『今度はなんだよ!俺のソーダ味になんか文句あるか!』

そう言うと目の前のバカは心底嬉しそうに笑って、

『いや〜これ間接キスだなぁと思ってv』


『‥‥』

『‥‥』


数秒の沈黙の間に俺の眉間には深い皺が刻まれた。

『‥やる。』

『えっ なんで食べないんですか、コーラ味!』

『食う気が失せた』

『ちょっとぉ!冗談ですよ!交換したんだから先輩がこっち食べて下さいよ!』

『いいよ。やるよ。2本食えよ。もう飽きた』

『コーラ味一口も食べてないでしょうが!』

『気にせず食え。誕生日プレゼントだ』

『適当に考えたでしょ、その言い訳!

‥え‥?

先輩っ!誕生日って‥んぐっ!』

とっさにコーラ味を森永の口に突っ込む。

無性に恥ずかしくなって、顔を逸らす。

両手に食べかけのアイスキャンディを持ったバカが、嬉しそうに笑っている。

『覚えててくれただけで嬉しい』とか、『アイスキャンディでもいい』とか騒ぐ森永の姿を見て、顔に熱が集まるのが解る。

必死に聞こえないふりをして、大して面白くもないテレビに顔を向けた。


‥アイスキャンディがプレゼントって、いくらなんでもそんなわけあるか。

数日前から部屋に隠してあるもんを渡すのに、ちょっとしたきっかけを作るつもりで言っただけなのに‥

余計に渡しにくくなったじゃねーか。


食べかけのアイスキャンディでも喜んじまうなんて、コイツの思考回路が全く理解できん。

でも、本当のプレゼントを渡したらどんな反応をするのかは大体予想がついてしまう。

きっと最初は驚いた顔をして、
少し泣きそうな顔で笑って、
バカの一つ覚えみたいに
『ありがとう』って繰り返して、
この暑苦しい時に、俺が『やめろ』って言っても、構わず抱きついてくるに違いない。


嬉しそうな、幸せそうな、

アイツの顔を見るのは、別に悪くない。

嫌いじゃ‥ない。


そんなことをぼんやり考えながら、自分の頬がほんの少し緩んでいる事に、俺は気付いていなかった。



☆‥
Happy Happy Birthday!



fin.















お誕生日に、ちょっとはいい思いさせてあげられたでしょうか(^^)

今夜は好きなだけ盛り上がればいいと思います(笑)

読んでくださった方、ありがとうございました!

お誕生日おめでとう、森永くん。
産まれてきてくれてありがとう。

森永小児科

こんばんは、熱は下がって鼻づまりの碧です。←どーでもいい
突然ですが、以前

『森永小児科』

を発見してニヨニヨしましたよ、というイタい(笑)記事をあげたのを覚えてる方いらっしゃいますか?

先日E様宅の拍手コメでその話題を出したところ、こんな言葉が‥





兄さんナースv






‥兄 さ ん ナ ー ス
(大事なことなので2回言いました)





そんなこんなでここ数日『森永小児科妄想』がムクムク元気に育ちましてねぇ‥。
え?妄想が、ですよ。やだなぁ。

まぁ兄さんナースはともかく(大事なことなんじゃねーのかよ)森永くんが小児科医、似合うと思います!
優しいイケメン医師、子どもにも保護者にも大人気でしょうね。

でもきっと兄さんがいる限り彼の残念さは変わらないでしょう。

というわけで、以下SSにもならないようなおふざけ妄想です。
完璧に悪ふざけですので、細かい設定とか何も考えてません(笑)
ちょっと読んでやろうじゃねーか、という冒険心に溢れる猛者のみどうぞ☆















森永小児科〜ある日の出来事〜

・森永先生、診察中
『はい、これで心臓の音を聴きますよ☆ゆっくり深呼吸して下さーい』
エンゼルスマイル発動。

・待合室で子ども泣く
よくある風景。ちなみに診察室と待合室はドアで区切られているようです。

・待合室を通りかかった兄さん(もちろん病院の職員)
※妄想はセルフサービスとなっております。兄さんの格好はご自由にどうぞ。

・子どもに注意
『男の子がギャーギャー泣くんじゃない!!』
さすがに兄さんでも有り得ないって?いいじゃない、妄想だもの。

・子ども更に泣く
『このお兄ちゃん鬼こわいー!』
え?保護者?トイレかなんかじゃないかな。(適当)

・このやりとり、診察室までつつぬけ
『‥またやってる』

・兄さんプルプル
『静かにしろと言っとるのに‥』

・さらに通りすがりの磯貝先生登場
『ちょっとちょっと宗一く〜ん、子ども泣かしちゃダメだぞ☆』

・診察室の森永先生、警戒アンテナ発動
『! 今ムカつく声が聞こえたような‥』

・兄さん反論
『俺が泣かしたんじゃねぇ!最初っから泣いてたんだよ!他の患者に迷惑だろうが!!』

『うんうん、現時点で宗一くんが1番迷惑だぞぉ』

『‥この野郎』

・子ども泣き止まず
『お母さーん!!』
お母さんはきっとトイレです。

・はいこちら診察室
森永先生、待合室の会話(主に兄さんと磯貝先生の)が気になって仕方がない様子。

『じゃ‥じゃあ‥はい深呼吸‥吸ってー‥吐いてー‥吸ってー‥吸ってー‥』←無意識

『げほっっ、ちょ、吸うの多くないですか』

診察どころじゃないようです。

・兄さんのターン
『‥なぁお前、弟や妹はいるか?』

『? い‥いるよ。』

『そうか。じゃあお前は兄貴だろう。兄貴は弟や妹を守らなきゃいけないんだから、簡単に泣いちゃダメだぞ。男ならもっと強くならんと』

『ぐすっ‥わかった。もう泣かない』

『よし、いい子だ。じゃあ静かに待てるな?』

『‥うん。ねぇ、お兄ちゃんにも弟や妹がいるの?』

『‥あぁ、いるぞ。道を踏み外した世話の焼ける弟と、歳の離れた生意気な妹がな』

『道を踏み外したって何?』

『‥お前は一生知らなくてもいいことだ』

・隣でニヨニヨ磯貝先生(笑)

・兄さんキレる
『まだ居たのかお前!つーか何笑ってんだぁあぁぁ!!』

『え〜別に〜微笑んでただけじゃん☆ところで最近森永先生とは‥『わぁああぁぁあぁぁぁ!!!』

・一方、診察室
『先生、それって心臓の音を聴くものじゃないんですか?』

『あぁ、これはね、隣の部屋の会話が気になる時にはこうやって‥壁に当てると盗み聞きにも使えるんだよ‥ふふふ‥超便利』

『先生目が笑ってません』




目の前の患者よりも、隣の待合室の兄さんと磯貝先生が気になって診察に集中できない残念な森永先生。仕事しろ。







‥はい、なんかほんとすみません。あっはっはっ(笑ってごまかす)

はっきりと言えるのは森永小児科は近いうちに潰れますねという事でしょうか(笑)

酷い悪ふざけでごめんなさいorz
最近ますます森永くんへの愛情がねじまがってて怖いです。
そろそろ苦情が来そうなのも怖いです。
でも楽しかったです‥w

最後まで読んで下さった方‥いるのでしょうか?(笑)ありがとうございます。逃亡!

5月のにーさんの日

こんばんは、碧です。
今月も、もう23日。
1ヶ月って早いですね〜

ところで‥皆様もうご覧になりましたか?
月に一度のおめでたい日に、E様が素敵な頂き物イラストをUPされてましたよv



‥一個だけ完璧に浮いてるラクガキがありましたけど(笑)



いやぁ素晴らしい程に場違いでしたね☆
まさかのクオリティの低さ。
素敵イラストの数々と並べると残念さが余計に際立ちますw

そもそもなんで描いちゃったのって?

‥‥さぁ?(笑)

やっちまったもんは仕方ないですよね(開き直り)

まぁせっかくのにーさんの日ですから、残念ラクガキ公開羞恥プレイ(笑)のついでに残念SSも公開してみます。

いいえ、Mではありませんv

それでは!なんでも来い!な猛者のみお進みください。















『‥先輩、なんですかコレ?』

『は?見りゃ解るだろ。お粥だよ。早く食え』

『‥‥』


目の前には、湯気が立ちのぼる器。

( いやコレ‥お粥と言うより‥お湯ごはん? )

炊いたお米の上にお湯を注いでカンタン出来上がり‥的な雰囲気がひしひしと伝わって来た。


『作り方、わかんなかったんですね?』

『なんか言ったか?オイなんで笑ってんだよ』

『ふふふ‥いーえ!ありがとうございます』

『? ‥変なやつ。後で取りに来るから、食い終わったらそこに置いとけ。早く寝ろよ』

先輩はそう言うと、じろりと俺を睨んでから部屋を出て行った。

そもそもなんでこういう事になっているかと言うと、話は数時間前に遡る。

いつものように大学で実験をこなしている時、先輩に『なんか顔が赤い』と言われた。

そういえば2、3日前から微妙に喉やら頭やら痛かったような‥
言われてみれば少し熱っぽい気もする。

『大した事ないです』と言う俺に、先輩は少し怒ったような顔で『帰れ』って‥

自分が情けなくなったけど、無理に残って迷惑かけるのも‥なんて考えたら、逆らえなかった。

でも『すみません』と謝ってから帰り仕度をする俺に向かって、先輩は『今日は俺も切り上げるから』と言って一緒に帰って来てくれた。

家に着くなり俺を部屋に押し込んで、自分はさっさとキッチンへ向かった先輩。

なにやらドタバタと不安を煽るような物音が数分間続いた後、お湯ごは‥じゃなくてお粥を持ってきてくれた。


料理なんて全く駄目な先輩が、俺の為に‥
そう考えるだけでニヤニヤが止まらない。

もう料理っていうか「お湯ごはん」だったとしても、とにかく嬉しい。

何の味付けもされてないけど問題ない。でもせめて梅干しとか入れてくれたら‥いやいや、問題ない問題ない。

あぁ、たまには風邪も悪くないな。

ヤバイ。嬉しくて興奮したせいか、若干熱が上がった気がする‥

食べ終わった後布団に潜り込むと、すぐに睡魔が襲って来た。





どのくらい時間が経ったんだろう。かなり熱が上がってるみたいだ。ものすごく怠くて、目を開ける気力がない。

その時、ふと、額に当てられた冷たい手の感触に気付いた。

( ひんやりしてて、気持ちいい )

あぁ、この感じ、懐かしい。

小さい頃、熱を出すとこうやって額に手を当ててもらっていたのを思い出す。

その感触が好きだった。

誰かが隣にいる安心感。

ずっとずっと、昔の記憶。


『‥森永』

先輩の、小さな声。

そっと、額に当てられていた手が離れていくのを感じる。途端に襲う寂しさ。


待って。
まだ‥もう少し‥


そう思った瞬間、その手はゆっくりと、俺の髪に触れた。

まるで子どもをあやすように、優しい、穏やかな手つきで頭を撫でる。

なんだか無性に泣きたいような、胸が締め付けられるような気持ちになる。

でも、ひどく安心する。
嬉しくて、愛しい。

くそ、熱が出てなきゃ今すぐベッドに引きずり込みたいくらいなのに‥

なんて考えてたら、優しく頭を撫でてくれていた手が突然むぎゅっと頬をつねった。

痛っ!!
え!? なんで!?
心の声もれました!?

目は閉じたまま、1人心の中で焦っていると‥

『なんで‥言わねーんだよ、バカ。具合が悪いなら、ちゃんと‥』

そんな声が聞こえた。
少し震えた、小さな声。
そして彼の手が、再び俺の頬や頭を優しく撫でる。


先輩‥ ごめんね。
ありがとう。


やっぱり、たまには風邪も悪くないかな。

ニヤけそうになるのを必死で耐えながら、俺は狸寝入りを通すことにした。


fin.














にーさんの日に頑張って森永くんの看病をしてくれた兄さん。

あれ?得してるの森永くんだけ?←私のSSにしては珍しく(笑)

つまりはにーさんの日、関係ありません。

いつもの事です。

今の兄さんなら普段から森永くんをガン見‥じゃなくてw気に掛けているので、具合が悪いのにもすぐ気付いてくれるはずv

『それ飲んでさっさと治すよーに!!』なチャレ時代とは違いますよね?きっと(笑)

まぁどっちも好きですけども(*´∀`*)

ところで「お粥の作り方も解らん人間いるのか?」というご意見があるかと思いますが‥結論から言うと


い ま す 。


が、本人の名誉の為 詳細は伏せておこうと思います(笑)

呼んでくださった方、ありがとうございました♪


言わせたい

兄さんに 言わせてみたい その台詞

‥なんで俳句調?(笑)

こんばんは、碧です。
兄さんに『ある台詞』を言わせたくて突発的にSS書いてみました。ちなみに『ある台詞』には元ネタがあり‥いわゆるパクリですね!(まさかの開き直り) これについては最後に紹介します。
そしてSS自体も相変わらず残念でありきたりな内容でございます。本当に『台詞言わせたいだけ』だったのでクオリティに関しては目を瞑って下さいませ。←コレ毎回言ってますね(笑)

それでは!なんでも来いコノヤロー!な猛者のみ、お進み下さい!

























ふと目を開けると見慣れた天井。ソファに身体を投げ出した状態で、胸の上には読みかけの本。
どうやら少しうたた寝をしてしまっていたらしい。

ちらりと時計に目をやると、時間は深夜1時を少し過ぎた頃。いつもなら、こんな時間までソファでうたた寝なんて有り得ない。風邪を引くだのなんだのって、うるせー奴がいるからだ。

そのうるせー同居人は『友達のバーで少し飲んでくる』と数時間前に出掛けた。ちょうど今日で実験も一段落したし、久しぶりにゆっくりしてくるといい‥そう言って送り出した。

( あいつは‥まだ帰ってないか )

起きようと思うけど、まだ頭がボーっとしてるし身体も動かない。そういえば最近あんまり寝れてなかったしな‥そんな事を考えながらも、瞼はどんどん重くなっていく。

( 眠い‥あと‥もう少し‥ )





‥カチャ‥

小さな物音の後に、『ただいま‥』と控えめな声が聞こえた。

( あぁ、帰ったのか )

でもまだ眠い。瞼が‥開かない。

『ただいま‥先輩?まだ起きて‥ あ、こんな所で‥風邪引きますよ、もう』

森永の声が聞こえる。うるせーな。俺は猛烈に眠いんだよ。構わず先に寝てくれ。
伝わるわけないのに、そんな事を考える。

すると森永の気配が一度遠ざかって、少ししてから柔らかい毛布の感触。

おぅ、気が利くじゃねーか。もういいや、本格的にここで寝てやれ‥ そう思った瞬間、頬に感じる、温もり。

一応起こさないように気を使っているのか、そっと、壊れ物に触れるように頬を撫でる森永の指。

てめー、誰が触っていいっつった。くすぐってーんだよ。そう頭の中で毒づいても、抵抗する気力は無い。畜生‥
そして森永の指がゆっくりと下り‥唇に触れた。





うたた寝をしている先輩の顔をじっと見る。ぐっすりだな‥かわいい。

起こすのも可哀想だったので、部屋から毛布を持って来て掛ける。最近ずっと忙しかったし、かなり疲れてたんだな。それにしても無防備に寝ちゃって‥この人、警戒心あるんだか無いんだか。

でも、なんだかんだで信用してくれてるって事なのかな?正直ちょっと複雑だけど、思わずニヤける。

( 起きるかな‥ )

そっと、先輩の頬に触れる。大人しく触られるのなんて寝てる時ぐらいだしな。猛獣ですか、まったく。でも‥あどけない寝顔を見ていると胸の奥が温かくなった。

そして指は薄く開いた唇にたどり着き、動けなくなる。途端に速くなる鼓動。あ‥これちょっと‥ヤバい‥?

哲博、やめなさい。前にも同じパターンで殴られただろ。あの時の後悔と反省を忘れたのか‥!

頭の中でもう1人の哲博が必死に叫んでいる。いやゴメン、でも無理です。だって無理でしょ。たとえ殴られるとしても‥お前ならわかってくれるだろ!

誰に言い訳してるの俺、と思いながらも、ゆっくりと顔を近づける。

先輩‥

あと、もう少し‥

吐息がかかるほど近づき、
唇が触れ合う寸前で‥

閉じられた瞼を縁取る長い睫毛が、ゆっくりと持ち上がった。





ん?





睫毛が‥持ち上がった?






『あ‥!』
『あ‥?』






次の瞬間には、先輩の両手が俺の首に回っていた。一応言っておくと、目的は『絞め殺す為』だと思う。


『何してんだてめー‥』

ギリギリと絞める力を緩めないまま、先輩が腹の底から低〜い声を出す。

『ま‥まだ‥何も‥してま‥せん‥』

『ほう?なら質問を変えようか。何するつもりだった‥?』

『ね‥寝顔を見てた‥だけです‥!あんまりかわいいから‥つい‥』

『う‥っ!嘘つくなボケェ!つか見てんじゃねー!』

顔を赤らめながら怒鳴ってる。か‥かわいい。

隙をついて、少し力の緩んだ両手を掴み動きを封じる。そのまま驚いた表情の先輩に顔を近づけると‥

『‥っ!』

とっさに身を引いて、固く目を閉じた。その様子が愛しくて、つい動きを止めて見入ってしまう。

ほんと‥かわいいな。
数秒後、先輩が恐る恐るといった様子でゆっくり目を開ける。至近距離で俺と目が合った事にまた驚き、更に真っ赤になって‥

『この‥っ なんなんだよ!?』

『何が?だから見てるだけですって。なんだと思ったの?』

我ながらイジワルだなと思いつつ、微笑みながら問い掛ける。耳まで赤くして、プルプル震えた先輩は‥

『くそ‥っ! すんならしろよな!この馬鹿!』

『あはは‥ え ? 』





‥なんですと?





『どけっ!もう寝るっ!』

俺を思いっきり突き飛ばし、先輩はあっという間に自室へ逃げ込んだ。ガチャンッと鍵がかけられる音を聞いた瞬間、はっと我に返る。

『せ‥先輩っ!今の何!?どういう意味ですか!?しても良かったの!?じゃあする!します!させて下さいぃぃ!!』

『うっさい!それ以上騒いだら殺す!さっさと寝ろバカ!おやすみ!』

『そ‥そんな‥!うわぁぁぁん!!』



こんなの‥あんまりです。



(完)















長っ(笑)←いや笑えねーよ
『台詞言わせたいだけ』のはずが無駄に長くなってしまいました。申し訳ございません。

兄さんに言わせたかった台詞‥
『すんならしろよな!』です。
これだけです。ほんとごめんなさい(笑)

そもそもこの台詞の元ネタは某野球漫画。
ピッチャーが相手バッターに対して試合中に『くそっ!(スクイズ)すんならしろよな!』とイライラしてる場面があったのです。
それ見た瞬間に‥なんか‥ね。脳内に兄さんが出てきて『くそっ!(キス)すんならしろよな!』と悪態ついたという‥ね。カンペキ脳がわいてます(笑)

こんな地味な台詞チョイスして馬鹿な妄想するの私くらいですよ。自分でも悲しいですw

なんか兄さんってキス自体より、『キス待ち顔』とか『された後の顔』とか見られる事の方がかなり恥ずかしいんじゃないかな?と思って書いてみました。

チャレ3巻の『するんだろッ さあしろ今しろすぐしろッ』(笑)とは少し違った、もっと無意識な感じを出したかったのですが‥まぁ現実は甘くないという事ですね(遠い目)

しょうもないSSに最後までお付き合い下さった方がいましたら‥本当にありがとうございます!残念な脳みそですみませんでした!(笑)
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